A third of IOP has been done smoothly

A third of IOP that is started from 8 January 2021 has been done smoothly.

Today, the photos & movies that are sent from BMKG staff are shown here.

The northerly winds in Indonesia were intensified after the beginning of IOP and rainy/cloudy days were continued everyday.

The movie tells us the wind speed.

We confirmed that 66 mm of large precipitable water vapor was observed with the GNSS station installed at Soekarno Hatta International Airport in the early morning on 9 January.

MOTEKI Qoosaku

IOPの序盤1/3が順調に遂行中

1/8から開始されたCSOの観測は、序盤の1/3が順調に実施されました。

今日は、現地スタッフから届いた映像を紹介します。

IOP開始直後から北風が強まり、雨または曇りの天候が継続していました。

動画で見ると風の強さが伝わります。

ジャカルタに設置されたGNSSの速報解析では、1/9の早朝に66mmというかなり大きな可降水量が観測されたことも確認されています。

茂木耕作

YMC-CSO2021の始まり始まり!

今日からいよいよYMC-CSO2021が始まりました。

今朝のゾンデ放球作業の写真・動画がBMKGのスタッフから送られてきました。

日本では、昨日、爆弾低気圧が通過し、寒気吹き出しが強まっています。

これから数日でインドネシアでもコールドサージの強化が想定されます。

最初からクライマックス!

茂木耕作

Let’s get started!

YMC-CSO2021 has finally started today.

BMKG staff sent us photos and videos of the radiosonde work for 00Z launching this morning.

In Japan, the bomb cyclone passed yesterday, and the cold air outbreak is intensifying.

Cold surge are expected to strengthen in Indonesia in the next few days.

This campaign is exciting from the beginning!

MOTEKI Qoosaku

YMC-CSO2021が始まります!

ユーラシア大陸からの寒気吹き出しは、熱帯にまで届いて海大陸域の気候に影響を及ぼします。

強くなったり、弱くなったりという寒気吹き出しの変動は、コールドサージと呼ばれます。

JAMSTEC/DCOPは、海大陸域の国・インドネシアのBMKGとの協力により、コールドサージの強化観測キャンペーンをYMCの一環として実施します。

強化観測の期間は、2021年1月8日から3月8日。

この間、ジャカルタとパンカルピナンにおける高層気象観測を1日2回から4回に増強します。

さらに、ジャカルタでは、06Zの高層気象観測で、通常よりも大きなバルーンを用いて、より高い高度までのデータを取得します。

コールドサージは、地表面付近の下層風の変動である一方、それによって対流が発達すると様々な高層における波動が励起されます。

20km〜30kmの非常に高い高度での観測データを得ることによって、通常の観測では捉えにくい波動の構造を調べることが可能です。

さらに、ジャカルタには、GNSSセンサーを新しく設置し、10分間隔の可降水量データを取得します。

写真は、BMKGのスタッフが、センサーを設置している様子です。

これに加えて、私達は、BMKGの現業レーダーネットワーク、地上気象観測データを用いることができます。

準備には、たくさんの苦労がありましたが、BMKGの素晴らしいスタッフが見事な働きをしてくれました。

どんなデータが得られるか、とても楽しみです。

茂木耕作

YMC-CSO2021 will be started!

Cold air outbreaks from the Eurasian continent reach the tropics and affect the climate of the Maritime continent during the Boreal winter.

The variation of the cold air outbreaks which becomes strong or weak are called a “cold surge”.

JAMSTEC/DCOP will conduct a cold surge observation campaign as part of the YMC (Years of the Maritime Continent) in cooperation with Indonesian Agency for MeteorologicalClimatological and Geophysics (Badan Meteorologi, Klimatologi, dan Geofisika or simply BMKG). 

The intensive observation period (IOP) is from January 8 to March 8, 2021.

During this IOP, we will increase the number of upper air sounding in Jakarta and Pangkal Pinang from two to four times a day.

In addition, at Jakarta station, we use the balloons larger than usual to get data up to higher altitudes for 06Z launch.

The cold surge is a phenomenon in the lower layer near the sea/land surface. On the other hand, when convection develops associated with the cold surge, various atmospheric waves in upper layers are excited.

By obtaining observation data at the altitudes higher than 25 km, it is possible to investigate the structure of the waves that are difficult to be detected by usual operational observation.

In addition, a new GNSS sensor has been installed in Jakarta to acquire precipitable water data every 10 minutes.

The pictures show the BMKG staff installing the sensors.

In addition, we can use BMKG’s operational radar network and surface meteorological observations.

It was a lot of work to prepare, but the wonderful staff at BMKG did a great job.

We are looking forward to what kind of data we can get.

MOTEKI Qoosaku

YMC-BSM 2020 has been completed.

The R/V Mirai has returned to Shimizu port from her 45-days cruise in the tropical western Pacific. In addition, enhanced radiosonde soundings at Legaspi/Philippines, Yap/FSM, and Palau have been ended on September 14, 2020.

So, now we have completed our field campaign successfully against the threat of covid-19 pandemic. We really appreciate great support from the local agencies in those islands (PAGASA, Yap Weather Service, Palau Weather Service, and NOAA) and great effort done by all participants.

Hereafter, we will analyze data to see what really happened during the past 1.5 months. Numerical model will also help us to understand those phenomena.

We will also intend to release quality-controlled datasets in timely manner from this YMC data site.

You will see our progress through our websites as well as papers. Bye for now!

(KY)

 

定点離脱

8月7日にm-TRITON係留系を設置して以来、1ヶ月以上の期間を北緯12度東経135度とその周辺で過ごし、ひたすらに3時間間隔の観測を続けてきました。

雨が全然降らずに風も穏やかな好天晴穏日が何日も続いたこともあれば、あちらこちらに雄大積雲が散在する日も、広大な降水域が「みらい」を呑み込んだ日もありました。後に台風8号となる大気擾乱の作り出す雲域の、ちょうど端っこを辿るように航行して漂流ブイを探しに行った日も。

航海計画で目的としていた「北進季節内振動」の観測がどの程度できたかどうかは今後の解析を待たなくてはなりませんが、少なくとも、このように多種多様な気象状況で大気海洋観測データを取得でき、とても幸運に恵まれた航海だと思っています。

今日、m-TRITON係留系を無事に回収し、この地での観測は全て予定通りに終了しました。いま帰路につき始めたところです。夕焼けに映える雲も、もう北に戻る時だよ、と針路を指し示しているかのようでした(写真奥の北を指している矢印に見えませんか?)。

帰りを心待ちにしてくださっている皆様、私たちはあと6日で日本です。お会いできるのを楽しみにしています。

(SY)

過ぎ去る者あり

9月7日のことです。夕食を終えてデッキに行くと周りには雲がもくもく。今日もアンビル祭りかなと思いながら雲を眺めておりました。しばらく経つと、なにやら怪しい影が。ガストフロントが少し離れたところに見えました。写真は9時18分(UTC)に撮影したガストフロントの様子です。
どんどんこちらに近づいてきており、あたりはどんどん暗くなっていきます。風も徐々に強くなり、少しひんやりしてきました。黒い雲が迫ってくるのは、正直怖かったです。
そ、そして、こちらの方、みらいへ突っ込んできました!!写真の時刻から約20分後にみらい上空をガストフロントを伴ったシステムが通過しはじめました。
気温は29℃から25℃まで下がり、瞬間的に20m/sの風が吹き、35mm/hの降水、雷も見られました(グラフ参照)。そんなガストの通過をこの身で体験できたのは貴重な経験になりました。こんなに近くで、しかも熱帯で出会えるとは思ってもみなかったので心躍りました(^^)。

観測もあと一週間を切りました。最近は雲がよく育っています。また面白い現象に出会いたいものですが、8日のブイ回収作業に影響がないことを祈るばかりです。

(K.I.)

満月から数日経って…

9/1の満月の夜から数日、月が徐々に欠け始めました。残念ながら月虹を見ることはかないませんでしたが、いくつか月の面白い写真が撮れたので紹介します。

1枚目の写真は手前の雲が月の光を遮ってしまい、雲よりも奥のエリアだけが明るく照らされています。特にこの日は9/1の満月の夜にとったので、明暗のコントラストがはっきり出た不思議な写真になりました。

2枚目は月の周りに光の輪(光冠)ができています。ここまで大きいものは陸上ではなかなか見られません。障害物のない海の上だからこそ撮れた写真だといえるでしょう。

3枚目は夕焼け……ではなく9/4の午後8時に撮影した月の写真です。大気中の「ちり」の状況、または月の光路が長くなるなどの条件を満たすことで月も太陽と同じように赤~橙色に変化します。

現代では夜でも当たり前に明るく、大半の人は月になんて気にもとめないですが、自然以外の光が少ない環境だからこそ忘れかけていた月の美しさを再認識するいい機会になりました。

(K.K.)