南国のフルーツ(その1)(その2)

ひとつめは皿に乗っている写真の右下のやつ。現地語で「サラッ」 スネークフルーツとも呼ばれるみたいです。鱗みたいな見た目の皮をペリペリとむいていくと、洋ナシのような「爽やかな香り」が漂います。全部むき終わる手前から、何やら「独特のにおい」に置き換わります。ガリゴリした歯ごたえで、最初に期待したようなみずみずしさはなく、「んー、いままでの人生で最高って感動するほど美味しくないですね。」「うん、食べてる様子で十分伝わるよ。」

もうひとつは皿に乗っている写真の左下のやつ。現地語で「マルキサ」 あとで調べたらかの有名な「パッションフルーツ」じゃないですか! 茶褐色の見た目の乾いた表皮がパキパキに割れて、柑橘類のような白いスポンジ状のわたを指で押し開くと、ぷにゅぷにゅしたやつに包まれた黒い種子がたくさん入っていました。食べ方がまるで分からなかったので穴からぶちゅーっと吸いだして食しました。「あけびみたいなものかな、これ?」「マルキサ、これでシロップを作るのよ。」「へー、美味しそう!」 (SW)