2017年も残りあとわずか。
お正月を満喫したいところですが、「みらい」は定点にて絶賛観測中です。
定点と呼んでいますが碇を打っているわけではなく、基準点を中心に半径2マイル以内を動いています。つまり、この範囲内で観測に最適な操船を要求される難易度高が、定点観測です。そんな観測中の船が日中に掲げているのが形象信号。丸、菱形、丸の形は「操縦性能制限船」の意で、船の動きが制限されている状態を周囲に知らせています。夜間は、赤白赤のライトを灯して伝えます。
こんな風に観測がつつがなく進むよう船上の至る所で多様な作業が行われるのは、大晦日でも同じなんです。
今年も観測を支えてくれた皆さんと、年越し航海へ送り出してくれた皆さんのご家族に感謝です。
2018年もよい年でありますように。
PS:船内時間は日本時間ー2時間です。
(K.T.)