7月28日(土)晴れ、夕方雨
YMC科学運営委員も務めるフィリピン大学のカブレラ先生と7名の学生が気象台にやってきた。実際の観測現場を見学する機会の提供だけではなく、今後、比較観測の結果を使って補正法の開発に何人かの生徒は関わり、修士論文の一部にもしようとしているためである。また、今回、このような意義と方法を学ぶことで、今後フィリピン国内の他のPAGASAステーションのデータに対して、彼ら自身が直接かかわって処理することも期待している。
大学のあるケソン市から7時間のバス移動で到着したばかりで、疲れているはずだが、先生の前だからか、まじめに講義を受け、作業にも手を出した。3台のラジオゾンデを同時に飛揚するための枠を一緒に作ってもらった。ワイワイ仲良くやっている。あと10個は作ってもらうよ、とは伝えてある。 (ky)