今朝目覚めると、空模様は昨日までとはまるっきり変わっていました。
昨日まではいわば「好天晴穏日」続きで、昼にはほぼ真上から降り注ぐ太陽光に焼かれ、雨は降ったとしても孤立した積乱雲からほんの短時間だけといった日々でしたが、今朝は広大な降水域が本船搭載の気象レーダーで観測され、断続的に強い雨が降りました。気象衛星画像によると、差し渡し1,000kmほどの雲域のようです。
そう、私たちはこういうイベントを待ち望んでいたのです! きっと誰かさんの雨乞いのおかげでしょう! 突然雨足が強まったときには、思わず外に出て雨滴粒径分布を体感してしまいました。
午後になって、雨は落ち着いてきましたが、今度はもう少しで台風と同程度とも言える16m/s超の風と有義波高3m超の波で本船は揺さぶられています。もうしばらく、嵐の余韻は続きそうです。
(SY)