満月から数日経って…

9/1の満月の夜から数日、月が徐々に欠け始めました。残念ながら月虹を見ることはかないませんでしたが、いくつか月の面白い写真が撮れたので紹介します。

1枚目の写真は手前の雲が月の光を遮ってしまい、雲よりも奥のエリアだけが明るく照らされています。特にこの日は9/1の満月の夜にとったので、明暗のコントラストがはっきり出た不思議な写真になりました。

2枚目は月の周りに光の輪(光冠)ができています。ここまで大きいものは陸上ではなかなか見られません。障害物のない海の上だからこそ撮れた写真だといえるでしょう。

3枚目は夕焼け……ではなく9/4の午後8時に撮影した月の写真です。大気中の「ちり」の状況、または月の光路が長くなるなどの条件を満たすことで月も太陽と同じように赤~橙色に変化します。

現代では夜でも当たり前に明るく、大半の人は月になんて気にもとめないですが、自然以外の光が少ない環境だからこそ忘れかけていた月の美しさを再認識するいい機会になりました。

(K.K.)